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田尻 雄太郎

大牟田 さんせっと鍼灸 上肢痛(腕の痛み)について

みなさんどうも僕です(`・ω・´)

今回は上肢…腕周りの痛みやしびれについてお話します。


みなさんは腕や手などに痛みやしびれを感じることなどありますか?

腕や手の痛みは肩こりや腰痛などと比べるとそんなにメジャーな症状ではないかもしれません。

しかし、この仕事を行っていると結構な数の患者さんが何か作業をしていると腕に痛みが出現したり、手がしびれてきたりと、多くの相談を受けてきました。

もしかしたらこれを読んでいる方でお困りの方もいらっしゃるかと思います。

まずはどういうものなのかを説明します。


 

上肢痛のうち原因になるものが数種あります。ひとつは首から手に向かう神経を筋肉や背骨が何らかの干渉が生じていて、神経が支配している領域に痛みやしびれを生じているもの、筋肉を使いすぎたり外的要因によって筋肉が炎症を起こす…などの原因の方の施術が多かったです。

上肢痛にも気をつけなきゃいけない病気が隠れていることがあります。

例えば腕の痛みに加え、胸の痛みや胸苦しさが伴うときは狭心症、麻痺症状が強いなどは末梢神経障害の重症化などがまれにあります。

鍼灸治療を受けても変化があまり感じれない時などは疑った方がいいかもしれません。

そういった病気などがなければ鍼灸治療はかなり効果が現れます(^^♪

次は上肢痛の種類を紹介します。


①胸郭出口症候群

胸郭出口症候群は絞扼性神経障害の一種で、腕神経叢と呼ばれる腕に向かう神経の束や鎖骨の近くを走る鎖骨下動静脈など神経血管束を胸郭出口周囲の斜角筋群や小胸筋、肋骨と鎖骨の隙間などが肥厚・筋の過緊張などの要因で締め付けられて発症します。

どの部分が問題になっているかで、斜角筋症候群・頚肋症候群・肋鎖症候群・過外転症候群など呼ばれ方が変わります('ω')


症状は上肢の痛みや冷感、しびれ、脱力感、倦怠感、異常な感覚などが多いです。

腕が上にあがったり、頭が上を向いたときなど症状が強くなりやすいです。

同じ作業を続けているときなども症状が強くなりやすいです。


治療に関しては徒手検査という整形外科などでも行いますが、腕を動かすテストなど行ってどこが問題を起こしているのか調べます。

そして問題が起きている部位に鍼灸施術を行い、筋肉の緊張を取り除いて神経血管束を開放し改善させていきます(`・ω・´)



②その他

ここでは筋肉の問題として、テミス肘・ゴルフ肘・腱鞘炎などが多くあります。

これらに共通して言えるのは筋肉が繰り返しの動作により強い負荷がかかり過緊張を起こし神経を圧迫したり炎症を起こし症状が出現します。

症状や治療法は①の胸郭出口症候群と同じ感じです。



 

いかがでしょうか。あてはまる方もいらっしゃると思います。

特に手先をよく動かす・腕をよく使う、そういった方や主婦で料理を良くされる方にとても多いです。

上肢痛があると毎日の作業がおっくうになってしまいますので放置して症状が根強くなってしまう前に鍼灸治療などを行い早期改善することをお勧めします('◇')ゞ


今回はここまでにしておきます。

もし大牟田やみやま市などで上肢痛にお困りの方はさんせっと鍼灸院までご連絡ください(^^♪

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