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田尻 雄太郎

大牟田 さんせっと鍼灸院 日本の東洋医学の現状

みなさま、こんにちは。

僕です('◇')ゞ

今回は日本での東洋医学の現状について簡単に解説しておこうと思います。

まずは、資格について解説しますね。


東洋医学は現在、様々な国で実践されている伝統医療です。

この東洋医学での資格の制度は国によって様々です。

一般的には漢方と鍼灸を合わせた資格になっている国が多いのですが、日本の資格制度では漢方(薬剤師)と鍼灸師は資格的に完全に分けられています。

これは世界的に見ればかなり特殊みたいです。

漢方も取り扱えると鬼に金棒なのですが制度上どうにもできないです( ;∀;)

そして、鍼灸師の資格を取得するには最低3年間は国によって定められたカリキュラムをこなし、卒業しないと鍼灸師の国家試験を受験できません。

ここも国によって様々ですが、例えば中国では5年制の大学を卒業し1年の臨床研修が必要です。韓国では6年制の大学を卒業し4年間の臨床研修を行わなければならないようです。

アメリカは州によって違うみたいです。

ほんと、お国によって様々です。


東洋医学と西洋医学の違い


日本では一般的に主に欧州で発展した医学を西洋医学、主に中国で発展した医学を東洋医学と言います。

現代では西洋医学が主流ですが近年では西洋医学の問題点なども挙げられているようでそこを補完・代替するために東洋医学が見直されています!

これからさらに東洋医学は研究されて様々な可能性を示してくれると期待しています!!


西洋医学と東洋医学の考え方に関しても触れておこうと思います。


西洋医学では分析的な考え方が根幹にあります。身体を組織・器官という様々な部分の集合体としてとらえているため、医学分野の中では解剖学を重視し、客観的な評価基準を持ち、基本的には様々な症状を局部の病変としてとらえる傾向が強い。身体や心が一定の状態を保つことが健康であるという「恒常性」という考え方が中心にあるため、正常値や基準値とい

う概念を重視しています。

なので数値を正常値あるいは基準値に戻すことが治療の方針となることが多いです。確かにこれは非常に分かりやすいですが、例えば元気なのに

数値に異常がある場合や、体調が悪いのに数値は正常な場合、数値として測定できない現象などに対応しづらい、という問題点をあわせ持つと言われています。


東洋医学では基礎は自然哲学にあると言います。そのため人体をひとつの統一性を持った有機体としてとらえ、調和や平衡を重視する傾向があります。西洋医学と違い絶対的な基準を持たず、相対的な認識に基づく医学です。診断においては五感を重視します。長い年月に及ぶ多数の臨床観察から得た結果を帰納的に集約した理論体系を持っており、健康観としては西洋医学の恒常性とは逆に変動性に基づいており、治療では自然治癒力を高めることに主眼を置き、個人差を重視するのでオーダーメイドな治療など表現することがあります。


こういった感じで西洋・東洋それぞれの考え方などがあるのですが、一辺倒にならず互いの良いところを活かし治療を行うのが私は理想だと考えています。

どうしてもどちらか一方に否定的である人もいますので、そういった考えを変えることができればさらに可能性が広がります。

まだまだ未知な部分が多いですが今後の研究が楽しみです。


いかがでした?

日本では鍼灸と聞くと肩こり腰痛などをイメージすると思いますが海外ではかなり厳しい取得条件である分、普通に病院でも鍼灸治療を取り扱い様々な病気に対して利用されています。それだけ鍼灸は可能性を秘めています。これから日本での認知度が上がるように私も頑張ろうと思います。

まずは大牟田での鍼灸の認知度があげれるように日々取り組みマス!!

お身体で何か不具合があればぜひご相談ください。

鍼灸の魅力をしっかりと実感していただきますので(`・ω・´)

それでは、今回はこの位にしておきます。


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