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田尻 雄太郎

東洋医学 蔵象学説 大腸について

みなさまおはこんばんにちは٩( ᐛ )و

大牟田市のさんせっと鍼灸院、いつもの私です( ͡° ͜ʖ ͡°)

今回は東洋医学で考える大腸について概要を記事にしてみます( ^ω^ )

例の如く大腸も言わずと知れた、生き物にとってすっごく大切な

臓器でございます^_^

東洋医学では大腸をどのように考えているのでしょうか?

教科書的に解説していきます!!

よろしくお願いします。



 

肺と大腸の関係

肺と大腸は表裏関係でとても関係が深いです。

肺の気や水分を身体の下に運ぶ粛降は大腸の伝導作用を助けてくれています。

その時に水分で大腸を潤すのも大切な働きです。

肺が疲れると大腸の伝導を助けれずに便秘などが起きやすくなります。

逆に大腸の働きが悪くなり通りが悪いと肺の粛降がうまく働かず

咳などが起こりやすくなります。


生理作用

糟粕の伝化

糟粕は食べた物や飲んだ物から栄養を吸収した後の残りです。

伝化は伝導・変化させることです。

これらをふまえて、糟粕の伝化とは胃や小腸で消化した飲食物から

清(水穀の精微)と濁(糟粕)に分けられ大腸に送られた後に糞便に変化

させることです。糟粕の伝化は肺の粛降や胃の降濁の作用で補助してもらっています。

大腸が不調になると伝化の機能に影響がおき、便秘・軟便・下痢などの不調が起きます。

気の滞りや熱が体内にこもるなどによって糟粕をうまく運べないことが要因になります。



大腸は甘いものや脂っこい物の過食、多量の飲酒などで湿熱という熱性のものが増えると

伝化機能に影響を与えます。この場合は熱の影響で大腸の伝化が促進され急な便意が生じるが湿の粘帯性という特性で大便の通りが悪くなり残便感を伴います。

この状態が繰り返し起きてしまい、これを裏急後重と言います。



 

今回は短いですが以上が東洋医学で考える大腸の概要になります。

皆さんのイメージ通りだと思いますが大腸はお通じにとても関連深い臓器に

なりますが、肺と関連が深いとは意外だったかなぁと思います。

便秘などのお悩みを抱える方は私の患者さんにもたくさんいらっしゃいます。

便秘のお悩みを解決するためには大腸だけじゃなく肺の機能も整えなきゃダメってことですね。その点をふまえて東洋医学では治療を行います( ✌︎'ω')✌︎

もしそういったお悩みがある場合はお気軽にご相談ください!!


其れでは今回はこのくらいにしておきます٩( ᐛ )و

また次の記事もぜひお読みください。

失礼致します\\\\٩( 'ω' )و ////



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