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田尻 雄太郎

東洋医学 蔵象学説 心について

みなさま、おはこんばんちわ(°▽°)

どうも!大牟田市のさんせっと鍼灸院の私です_(:3 」∠)_


今回は東洋医学的な考え方に基づいた心臓についてお話させていただきます。

現代医学とは違った考え方なので楽しんでいただけると嬉しいです♪





 


生理作用からお話していきます。


一つ目の生理作用は血を主るです。

これは現代医学でも言われていることですが血を送り出す作用のことを言います。

心は血液循環の原動力となる臓器です。心がしっかり働いてくれれば血は全身をくまなく循環し身体の組織や器官を滋養してくれます。

逆に心の働きが悪くなると血の巡行が悪くなり動悸や不整脈などの症状が出るとされています。


二つ目の作用は神志を主るです。

生命活動や精神的な活動をひっくるめて神志と言われています。

心の調子が悪くなり神志に影響が及ぶと、肉体的には心拍や呼吸に異常が起こるとされています。

精神面に影響が及ぶと不眠や健忘が起こるとされています。


次は生理特性についてお話します(*'▽')


一つ目の生理特性は全身の陽気を主るです。

陽気は身体を温めてくれる気の作用の一つです。

陽気は熱に弱いので何らかの原因で心に熱が悪影響を及ぼすと血を主る機能や神志を主る機能に異常をきたし、前胸部の不快感や不眠などの症状が起きます。


二つ目の特性は臓腑を統括する です。

五臓六腑や奇恒の腑は心によって送り出された血によって滋養され、神志によって調節されていまっす。

心の調子が悪くなると各臓腑に血を十分供給できず神志による調節もうまくできなくなり虚労・睡眠障害・精神障害などの症状が起きます。



 



以上が東洋医学の心の生理作用と生理特性です。

現代医学でも東洋医学でもとても重要で生命活動の中心です。

東洋医学では精神活動にも多大な影響を及ぼすので、昨今のストレス社会ではストレスによって精神的な不調に加え肉体的にも不定愁訴という形で様々な不調が起きます。

東洋医学での心の働きを見れば人それぞれ様々な不調が出るのも納得ですね(+_+)


鍼灸治療では臓腑の調子を整えることが得意です。

原因不明の肉体的・精神的不調がある方は、ぜひ一度鍼灸治療をお試しください。

それでは、今回はこの位にしておきます(`・ω・´)

次回も心にまつわる内容を書きますのでお楽しみに!!



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