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田尻 雄太郎

東洋医学 蔵象学説 肝臓について

みなさまこんにちは!こんばんは!!おはようございます!!!

大牟田市は さんせっと鍼灸院 鍼灸師Yです(`・ω・´)

今回はタイトルの通り東洋医学での肝臓についてお話します!!

肝臓は現代医学でも古典医学でも重要な臓器です!

もちろん他もそうですが…(・´з`・)

これを見ている方のお身体に当てはまることもあるので面白いと思います!!

ぜひ見てってください(*'▽')

では…ちぇけらっっ!!



 

五臓の一つ「肝」


1、東洋医学の「肝臓」と関連するもの


東洋医学では五臓はそれぞれが関連する領域を持っています!!

それは五感や感情など様々です!ここでは関連するもので分かりやすいものだけ紹介しておこうと思います。

肝臓は目・涙・筋・爪・魂・怒・酸

と関連しています。

肝臓が悪くなると関連した領域に影響を及ぼしたり、

逆に目を酷使したり、怒ってばかりいると肝臓に影響を及ぼすこともあります(*_*;


2、肝臓の生理


・疏泄

全身の気の流れを調節して生理物質(主に気)を推動する作用です。

以下の4つが主な働きです。


①情志の調節

情志とは感情の動きの事です(`・ω・´)

ストレスなどがかかると気の流れの調節が悪くなりそうなると思い悩んだり怒りっぽくなったりすることがあります。

疏泄が整うとこういった症状が改善OR緩和します。


②気機の調節

気を身体の隅々に送ってくれる作用です。

気はとても大事なので気の流れが不調になると色んな症状が出ちゃいます。


③脾胃の補助

脾と胃は五臓六腑の一つです!消化や食べたものの運搬などを担ってます。


④月経の調節

肝臓は子宮とも関連深いので月経を調節してくれます。

疏泄が不調になると月経痛や月経不順などが起きます。



・蔵血

血の貯蔵と血流量を調節する機能です。

血は身体の組織や器官を滋養してくれます。

蔵血がうまくいかないと血不足になるので筋肉が痛んだりしびれたりすることがあります。


・昇発

上へ外へという気の流れの事です。肝の疏泄の特徴です。

疏泄が不調になると気が上昇して頭痛やめまいなど起きやすくなります。


・条達

条達とは木が太陽に向かって伸びる様子、または隅々まで行きわたるということを表したものです。

常に伸びやかだという状態も表しています。

こちらも疏泄の特徴です。


以上が肝臓の特性です。

肝臓の調子が悪くなると関連した領域に症状を及ぼすことがあれば、

逆も然り…です。

そして気の流れや血の調整も担うので他の五臓六腑に影響を及ぼすこともあります。

肝臓は東洋医学でもとても大事な臓器です。

ストレスは大敵なので溜め込まないようにしましょう(`・ω・´)


今回はこのくっらいにしておきます( ..)φメモメモ

五臓六腑が不調になったら出現する症状などは別の機会にご紹介しようかと思います。

それでは、また次回(@^^)/~~~

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